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クラッチ交換

チェンジを入れるとアイドリングでエンジンが止まってしまうカブ50プロが入庫。お客様の話ではエンジンを掛けた直後は止まらないが、エンジンが温まってくると止まってしまう。ここまで書けば原因が分かる人もいるかも。正解は、遠心クラッチの不良です。エンジンが止まるのは、冷間時はアイドリングが高く止まらないが(車体は動きたがります)、暖機後はアイドリングが下がりクラッチがつながった状態なので車体が止まっているとエンジンが止まってしまいます。クラッチをばらすとオイルフィルター部分はカスでいっぱい。土のようになっています(シャフトの周りの部分です)。

原因はこれ。遠心クラッチのスプリングが2本破損していました。これでは低い回転数でもクラッチウェイトが開いて、クラッチが繋がった状態に。

クラッチウェイトのシュー部分は減って無くなり、クラッチアウターには溝がついています。距離は8万キロ。エンジンは元気なので修理に取り掛かります。


















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